島の別れ

島の冬の風物詩

今年度も本日で最終日ですね。
歳を重ねるごとに月日が経つのが本当に早く感じます・・・。
 

 
多くの場所でそうであるように、五島列島でもこの時期は別れの季節でもあります。
そして島の冬の風物詩ともいえるのが、船での別れのシーンです。
 
 
 
 
フェリーなみじと別れ
 
 
 
 
離島にお住まいの方以外は、あまり見なれない光景かもしれません。
スタッフコラム「船と五島列島」でもご紹介しましたが、新上五島町は島外に出る時は
必ず船に乗らなければならないため、進学や就職、転勤などの時期になるとこのように
多くの人が港に見送りに訪れます。
 
 
それにしてもこの日はすごい人数でした。
学校を転勤する先生や、進学や就職で島外に出ていく学生さんが多く、そのため見送り
にも中高生が目立ちます。
 
 
 
 
別れのテープ
 
 
 
 
見送られる側の人は別れの紙テープを、船が港を離れてちぎれてしまうまで手に持ちま
す。
 
 
別れを惜しみ、旅立つ船上の人へ向って叫ぶ声、各学校の校歌の合唱、そして出航の直
前には蛍の光の音楽が流れ、いよいよ本当に別れの時なんだと実感するのです。
 
 
私自身も9年前に見送られる経験をしているので、思い出してつい涙が出そうになりま
した。いつ見ても、切ないシーンです。
 
 
 
 
離岸するフェリー
 
 
 
 
フェリーが離岸しても、それを走って追いかけたり、見えなくなるまで手を振ったり・
・・。これほど名残惜しい別れ方はないと思います。
 
 
しかし別れはそれぞれの新しい道へのスタートでもあります。
明日からは新年度。色々な決意があるかと思いますが、皆さまにとってよい一年となる
ことを願っています。