塩工場を見学させていただきました!

みなさんこんにちは。

 

 
突然ですが、塩はお好きですか?
好き嫌いとかいう前に、人間の生活で口にするものの多くには塩分が入って
いるので、それ以前の問題かもしれませんね。
 
 
しかし「塩タン」や「塩キャラメル」のように、食べ物に「塩」と付いていると私は
それだけでなんかおいしそう、と思ってしまいます。
つまり塩が大好きなのです。
 
虎屋の塩工場

 
ということで今回は、五島列島物産店でも多くの商品を取り扱わせていただいている、
虎屋さんの塩工場を見学させていただき、塩作りのこだわりなどをお聞きしてきました!
 
 
南慎太郎さん
 
見学にあたり、虎屋の海塩・あごんちょび製造部長である、南慎太郎さんのご協力を
いただきました。
 

塩作りのカギはきれいな海!

 
みなさんも知ってのとおり、日本の塩の原料となるのは海水。
やはり海がきれいで不純物が少ないほど、おいしい塩ができるそうです。
 
 
虎屋さんの塩工場はというと・・・
 
虎屋塩工場
 
虎屋塩工場の直下の海
 
直下に、こんなにきれいな海が!
蒼くて透き通る、誰が見てもきれいな海です。
またこの場所は潮の流れもあり、常に新鮮な海水をくみ上げることができるといいます。
この海から、虎屋の塩が生み出されるのです。
 
 
もし日本全国のすべての海で塩作りができるとしても、やはり「五島の海で塩作りがし
たい」と南さんはおっしゃっていました。
地元民である私もこの海がさらに誇らしくなりました。
 
 
 

手作りの設備が塩へのこだわり

 
ということで工場内にお邪魔させていただきました。
 
塩工場内部
 
木材の暖かみが感じられる工場内。
なんとこちら、実はもと大工さんだった南さんの手作り!
塩だけでなく工場まで愛が詰まっています。
 
 
工場内に入り最初に目に飛び込んできたのは、山盛りになった塩。
 
山盛りの塩
 
五島列島物産店でも人気の、「まあるい塩」でした。
雪や氷かと思うほど大きな結晶が印象的な「まあるい塩」。
 
まあるい塩
 
スプーンですくわせていただきましたが、ふわっとしていてすごく軽い!
初めて見ていたら、塩とは信じられなかったと思います。
 
 
こんなにきれいな塩ができるのには、南さん手作りの設備に秘密があります。
 
塩作りの釜
 
こちらは海水を入れて釜炊きしているのですが、釜炊きの際に発生する
「硫酸カルシウム」という不純物があります。
 
虎屋の塩は、その硫酸カルシウムを丁寧に取り除く、という「ひと手間」を加えて
製造しているのです。
 
なぜ「ひと手間」なのかというと、硫酸カルシウムという不純物は、取り除かなくても
塩として問題はなく、取り除かない状態で一般に販売されているものが多いからです。
 
 
しかし究極の塩を追求する南さんは、この不純物を取り除く工程を無視しないどころか、
写真のようなそのための専用の釜まで手作りし、塩作りをしているのです。
 
硫酸カルシウムの結晶
 
ちなみに硫酸カルシウムが個体化したものがこちら。
塩のえぐみやにがみの原因になってしまうので、虎屋の塩はきれいに取り除いています。
 
 
その後、その海水を冷やして、別の釜で炊いてから、やっと塩ができ上がります。
釜で炊いた大量の海水が冷えるのにはもちろん時間がかかりますので、本番の釜炊き
ができるのは不純物を取り除いた次の日。
 
釜からできる塩
 
単純に海水を釜炊きすればできると思っていた塩ですが、職人のこだわりがこんなにも
詰まっているとは・・・!
 
 
南さんも「別格」と語る虎屋人気のまあるい塩のおいしさはこれがあってのことなんで
すね。
 
 
海水をくみ上げる設備
 
工場内の海水
 
海水をくみ上げる設備ももちろん手作り。
満潮の時の海から海水をくみ上げて塩作りをした方が、おいしい塩ができるそうです。
 
 
 

海と塩

 
海と塩
 
最後に工場に臨む海をバックに、できた塩の写真を撮らせていただきました。
言うなれば、海と塩は親子ですよね。
 
塩作りをしていてうれしい瞬間は、「自分しか見ることのできない一番にできた塩の結
晶がきれいだったとき」と南さんはおっしゃっていました。
 
こんなにも塩に対する愛情が深い人が、完全手作りの工場から、五島列島の美しい海水
を使って塩作りをしている。
そのプロセスを想像すると非常にロマンチックです。
 
間違いなくほかにはない、五島列島・虎屋の塩。
塩の概念が変わります。みなさんもぜひ味わってみてください!
 
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