五島列島は遣唐使船のルートだった?

歴史の授業では超重要事項として教わる、日本の「遣唐使」。
当時、先進国でもあった中国の文化や技術を取り入れるのが目的としてはじまった
ものです。
 
遣唐使公園
 
その遣唐使のはじまりは奈良時代の630年ごろとされていますが、五島列島は
遣唐使と深い関係があります。
 
 

五島列島は遣唐使船の通り道

当時はもちろん飛行機などは無く、中国への移動手段は船。
海上を渡って中国大陸へと赴いていました。
 
遣唐使船は大阪から出発したと言われていますが、そこから南下し、まずは九州を
目指します。
そして九州まで辿り着くとそこからはいくつかのルートが別れます。
 
情勢の変化によりルートも変わったのですが、700年代から800年代では五島列島
から東シナ海を横断するルートが主流でした。
 
遣唐使船というと、中国から新しい文化や情報、技術をもたらすものです。
五島列島特産の五島うどんは、この遣唐船が唐から技術を仕入れ、伝えたものだと
いう説が有力なのです。
 
伝えられた製麺の技術と、五島列島の風土、人々の知恵が混ざって生まれたのが
五島うどんなんですね。
遣唐使が始まった630年からすると、もう1400年近くの歴史がある事にもなります。
 
手延べ製法
 
894年、菅原道真の建議により遣唐使は幕を閉じましたが、現在も愛されている
ことはもちろん、今も伝統を守った技法で作られていることはまさに奇跡の物語と
言えるでしょう。

 
五島列島に住みながら五島うどんを食べるいうのは、当たり前のことなのですが、
中国との関係などにも思いを馳せるとつくづくすごい食べ物だな、と思ってしまい
ます。
 
 
 

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唐風
五島手延べうどん 唐風(200g)/長崎五島うどん/300円(税込)
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